よくある質問
精油とは?
精油は、植物の花、葉、果実の皮、種子、木の芯、根、樹皮、樹木の樹脂などから抽出される天然物質で、有効成分を豊富に含んでいます。これらは高濃度の活性化合物を含む揮発性の芳香物質です。
精油はどのようにして作られるのですか?
精油は、水蒸気蒸留法(花、葉、果実の皮、根などの植物の部分を蒸す)、低温圧搾法(果実の皮や種子などを圧搾する方法)、溶剤抽出法や超臨界二酸化炭素蒸留法などの様々な蒸留法によって抽出されます。これらは植物の貴重なエッセンスであり、大量の植物原料からわずかな量しか得られません。(例えば、1キロの精油を得るには、ラベンダーの場合は200〜300キロの草や花が、バラの場合は1000〜3000キロの花が必要です。現在、aremeで取り扱っている精油はすべて水蒸気蒸留法によって製造されています。
aremeの精油は100%天然ですか?
aremeの精油製品は、人工香料や合成香料、防腐剤を一切使用しない100%ナチュラルなものです。製造工程は、ベトナム人と日本人の技術者と専門家によって原料から製造まで厳しく管理されており、当社のサステナビリティ・ガイドラインに準拠しています。
精油は香水とどう違うのですか?
精油は、植物などの天然素材の芳香成分から抽出されたエッセンスです。
香水は、天然、半合成、合成・人工の様々な香料成分から合成された化合物であり、調香師の意図に従って作られます。
精油はどのくらい香りを保つのですか?
精油は香りの放出が非常に早く、種類にもよりますが、香りは1~4時間持続します。
精油の正しい使い方は?
詳しくはaremeの精油ご使用方法ガイドをご参照ください。
精油は肌に直接塗れますか?
未希釈の精油は肌への刺激が強いため、直接肌に塗布しないようにしましょう。精油をマッサージやリラクゼーションに使用する場合は、ホホバオイル、マカダミアオイル、アーモンドオイル、 グレープシードオイルなどのキャリアオイルで希釈し、適切な量と濃度でご使用ください。
使用前に皮膚刺激性テスト(希釈した精油を前腕または首の後ろに塗布し、アレルギー反応があるかどうかを確認するパッチテスト)を行うことをおすすめしています。
純粋な精油は食品に使えますか?
香りの成分は食品添加物として使われますが 、 厚生労働省はこの食品添加物の香料の扱いは、あくまでも香りをつけるため 以外の使用は不可としています。食品として使うものではないとお考えください。
日本アロマ環境協会(AEAJ)が推奨しているように、精油を食品に添加し使用したり、他の食品と併用したり、マウスウォッシュに液として使用したりすることはすべて避けていただくようお願い申し上げます。
- 誤って精油を口にしてしまった場合、オイルが口の中に残っていたら、多量の水で口をよくすすいでください。
- 子供、妊婦、ペットが精油を誤飲した場合は、直ちに医師、獣医師の診察を受け、経過観察と適時の処置を受けてください。その際、摂取した精油、または摂取した精油の名前と量を記したメモを持参してください。
精油は妊婦、新生児、子供に使えますか?
妊娠中の方、お子様、アレルギーをお持ちの方、持病をお持ちの方は、精油をご使用する前に、必ず医師または専門家に相談してください。また、精油は少量ずつ、または希釈して使用しましょう。ペパーミント精油、ティーツリー精油、シナモン精油、ブラックペッパー精油、スターアニス(八角)精油など刺激性のある精油は、お子様には使用しないでください。生後6ヶ月未満の新生児には、ディフューザーを含め、どのような形であれ、精油の使用は控えましょう。
精油を使うには、ディフューザーを購入する必要がありますか?
使用目的に応じて、香りを拡散させたい場合は、スチームディフューザー、電力を使うディフューザー、木やセラミック製のような電力を使わないディフューザーなど、専用の器具を使用することをおすすめします。詳しくは、こちらのaremeの精油アクセサリーをご覧ください。
ディフューザーに使用する精油の量はどのくらいですか?
香りを拡散させる空間やディフューザーの容量によって、精油の量は1~5滴で調整できます。例えば、柑橘系(オレンジ、レモン、グレープフルーツなど)の精油は、拡散スピードは速いのですが、香りの持続時間が比較的短いので、香りを持続させるためには、少量をこまめに加える必要があります。
精油は1ヶ月でどのぐらい使えますか?
精油の粘度は種類によって異なります。水やアルコールのように薄いものもあれば、濃いものもあります。aremeでは2種類のボトルサイズの精油をご用意していますが、3mlボトルは約45~60滴、10mlボトルは約150~200滴の精油が入っております。ご使用の頻度や使用量にもよりますが、3mlのボトルで10~15日、10mlのボトルで約1カ月ご使用いただけます。
精油の使用期限はどのくらいですか?
精油の保存期間は種類にもよりますが、開封しなければだいたい2~5年です。精油は揮発性であるため、開封後は1年以内に使用するのがベストです。また、柑橘系(レモン、グレープフルーツ、スイートオレンジ、ベルガモットなど)の精油は酸化しやすいため、保存期間は短くなります。種類や 製造方法にもよりますが、約6~8ヶ月が目安です。
精油はどのように保管したらいいですか?
精油は遮光瓶に入れ、直射日光を避け、涼しい場所か可能であれば室温が20度以下の冷暗所に保管することをおすすめします。キャップ はしっかり閉めて、幼児の手の届かないところに保管してください。 火気には十分ご注意ください。
精油の効能は?
日本アロマ環境協会(AEAJ)によると、天然素材から抽出された精油にはいくつかの作用があると言います。
- 鎮静:神経系を和らげ、心身をリラックスさせる。
- 消化促進・食欲増進:胃腸の働きを活発にし、食欲を増進させ、胃腸の働きを良くする。
- ホルモン調整:体内のホルモン分泌を調整する。
- 免疫活性化:免疫力を強化し、活性化させる。
- 抗ウイルス・防虫:細菌やウイルスに抵抗し、増殖を抑制し、蚊や昆虫を忌避する。
- 抗菌・抗真菌:細菌や真菌(皮膚のカビ)の増殖を抑制する。
精油には目的に応じて様々な用途や作用があります。お客様には、aremeのウェブサイトの詳細情報をご参照いただき、専門家にアドバイスを求めることを おすすめします。
高用量の精油を長期間継続して使用することに問題はありますか?
aremeでは、同じ種類の精油を長期間、または大量に使い続けることはご遠慮いただいております。一種類の精油を長期に 渡って使い続けると、「抗体」ができ、アレルギー反応のリスクが高まります。
副鼻腔炎に精油は使えますか?
アレルギーをお持ちの方、または持病をお持ちの方は、精油を使用する前に必ず専門医または医師にご相談ください。
精油はボディマッサージに使えますか?
精油は、リラクゼーション目的のマッサージや温湿布・冷湿布に使うことができます。
- 湿布法:洗面器にお湯または冷水を入れ、精油を1~3滴たらし、タオルを浸して絞り、タオルを患部にそっと当てて温湿布/冷湿布をします。
- マッサージやリラクゼーション・セラピー:精油をホホバオイル、マカダミアオイル、アーモンドオイル、 グレープシードオイルなどのキャリアオイルで希釈 します。
オイルの濃度と精油の適数の目安例
ボディ用 1% キャリアオイル 10ml 精油 2滴
フェイス用0.5% キャリアオイル 10ml 精油 1滴
敏感肌の方は、使用前に精油の専門家に 相談するか、医師の診断を受けてください。