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セントストーリー「レモングラス」

レモングラス(Cymbopogon citratus)は、インド原産のイネ科シンボポゴン属に属するの多年生植物で、アジアや中南米の熱帯から亜熱帯の地域で多く栽培されています。この植物は、丈夫で芳香のある根茎と細長い葉が特徴で、独特のレモンの香りを放つため、イネ科の植物ですが、香りの系統は柑橘系に分類されます。

レモングラスはシトロネラ(Cymbopogon nardus)とよく似ているため混同されることがありますが、両者には簡単に区別できる違いがあります。シトロネラは赤紫色の茎を持ち、主に精油抽出、消毒、蚊よけとして使用されますが、レモングラスは淡い緑白色の茎を持ち、食用に適しているため、料理に広く使用されています。 両者の外見的な違いに加え、それぞれの植物には独特で容易に認識できる香りがあります。

areme lemongrass essential oil

レモングラスの精油の香りは、まるで穏やかな交響曲のようです。レモンのような柑橘系のフレッシュな香りに、わずかに土っぽいスモーキーさを感じる香りが混ざり合い、 ハーブのような 清涼感があります。そのフレッシュで爽快な香りは頭をすっきりさせたり、気分のリフレッシュや気持ちのリセットするのに役立つためレモングラスの精油はとても使いやすく、人気のある精油のひとつです。

レモングラスは暑い環境に適した植物で、高温多湿の気候、やせた土壌、豊富な日照を好みます。 自然条件に恵まれたベトナムのドンタップ省では、高品質のレモングラスが生産されています。 この地域では、レモングラスは貴重なハーブであり、薬草でもあり、日常生活でさまざまな用途に用いられています。 新鮮なレモングラスを砕いて料理に加えると、料理に素晴らしい香りを加えることができます。また、熱湯に浸してやさしい香りを引き出すこともできます。レモングラスは、風邪や頭痛などの一般的な不調を治療するために使用される、さまざまな伝統的な治療薬にも含まれています。

aremeのレモングラスは、グリーンマンダリン(青みかん)精油の抽出後に残った残渣を使った肥料で栄養が与えられ、ドンタップ省で自然栽培されています。葉から抽出されたレモングラスの精油は、水蒸気蒸留法によりその貴重な成分を最大限に保っています。

areme lemongrass field in Dong Thap

レモングラス精油は、身体面と精神面の両方に幅広く作用する精油です。シトラールとゲラニオールを多く含むため、抗菌作用と抗炎症作用があり、除菌や雑菌によるニオイ対策やニキビや皮膚炎などの皮膚疾患のケアにも効果的です。空間アロマスプレーにして靴やキッチン、生ごみ、部屋干し臭など、ニオイが気になる場所にスプレーすると、すっきりと消臭が可能で、清潔で爽やかな生活環境を作り出てくれます。また、シトラールという成分が虫の嫌う香りであるため、アロマスプレーやディフューザーとして使用することで、お部屋や外出先での虫除け対策にもおすすめです。

レモングラス精油の主な作用:

  • 空間の消臭と抗菌
  • 筋肉痛の緩和と血行促進
  • ニキビのケア、炎症の抑制、疲労の緩和
  • 精神を落ち着かせて心を解放、やる気の向上、ストレスの軽減

レモングラス精油の使用方法:

  • 芳香浴: アロマディフューザー、またはサシェに数滴落として香りを拡散すると、気分のリラックスや空間のリフレッシュに効果的です。
  • ボディートリートメント: 精油をキャリアオイルで1%以下の低濃度に希釈し、ボディトリートメントに。
  • アロマバス: 少量のキャリアオイルやバスソルトなどで希釈したレモングラス精油を1~3滴、お湯をはった浴槽に入れ、よくかき混ぜると、リラックなバスタイムに。

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