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Vietnam – Japan isn’t a story angle. It’s just who we are

aremeのブランドアイデンティティーはベトナムなの、日本なのとよく聞かれます。私たちにとって、それは特別なブランディングの出発点というより、ただ自然な流れの中でそうなった現在地のようなものだと感じています。

ベトナムというと、コストや効率の話だと思われることも少なくありません。しかし私たちにとって、ベトナムは決して安価な調達先ではありませんでした。

そこにいるということは、土地の近くに身を置くということ。暑さや雨、土壌に応じて変化する植物の姿を数値ではなく現場で見続けることです。 そして、時間ではなく季節で物事を捉える農家の方々と向き合いながら、自然は人の都合では動かないということを早い段階で学びました。

その環境に身を置くことで、素材に対する考え方も少しずつ変わっていきます。どれだけ得られるかではなく、どれだけで十分なのかを考えるようになります。価値とは価格以上のもの。価格では置き換えられないものがあると感じるようになりました。

一方で、日本を選んだのも、何かを洗練させて見せるためでも、プレミアムな印象を得るためでもありません。日本での暮らしと仕事は、私たちにもう一つの視点を与えてくれました。ここで自然と学んできたのは、削ぎ落とすこと、整えること、そして自分たちが生み出すものに責任を持つという姿勢です。何かを際立たせるのではなく、日常の中に自然と収まることが大切にされています。

それは、完璧さや形式としての伝統を追い求めることではありません。素材や工程、そして一つひとつの小さな選択に丁寧に向き合い、その積み重ねに責任を持つこと。

私たちが大切にしているのは、特別なストーリーではなく、ものづくりに向き合う姿勢です。素材に対して。プロセスに対して。そして、小さな選択が積み重なった先にある結果に対して。

ベトナムと日本。 それは、私たちが今いる場所であり、これからもものづくりを続けていくための前提です。自然と、そこに手をかける人々への敬意とともに。

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